キャッシュカードでキャッシングをするとデメリットばかりだった!

誰でも一枚は持っているであろう銀行のキャッシュカード。最近ではこのカードにクレジット機能がついている物が多く出回っている。特に希望してつけてもらう機能ではないのでつけないようにすることもできるが、ICチップを組み込んでいることで防犯になることから、使用しないけれどもクレジット機能をつけているという人は多いようだ。

キャッシュカードにクレジット機能をつけると、同時にキャッシング機能も付けることが出来る。キャッシング機能とは、買い物をする際にクレジットカードで支払いをせずに、ATMなどで現金を借入して、現金払いで買物をすることを指す。クレジット払いに対応していない店舗で買物をする際に便利な機能だ。しかし、便利だからと言ってキャッシング機能をむやみに使用していると、デメリットが生じてくるようだ。

たとえば、手持ちの財布に現金が入っていない時に、預金から現金を引き出さずに便利だからとキャッシングをする人がいる。キャッシュカードからできるキャッシングなため、自分の持ち金を使っているような錯覚に陥るためだと考えられるが、これは立派な「借金」である。これをむやみやたらに繰り返していると、借り入れ限度額を超えてしまい、いざ本当にキャッシングを必要とするときにできなくなってしまうことがある。

またキャッシングは、知らない人も多いが利息が高い。年率15%だったとすると、10万円で1万5千円の利息が付いてしまうにも関わらず、手軽さと便利さについついよく考えもせずに借入する人がたくさんいる。使い方次第では、無駄に損をしているということになりかねない。

最後に、キャッシュカードのキャッシングというのは無担保かつ無保証であるので、審査が甘くお金を借りやすい状況にある。つまりこれを頻繁に利用していると、本人への信頼度が薄れてきて、将来的に住宅や車などの大きな買い物にローンを組む事になった際、審査が通りにくい状況になる場合があるのだ。きちんと返済をしていたとしても、簡単なキャッシングを頻繁に利用するという行為が「計画性がない」とみられてしまいがちなので、いくら便利だからと言ってもやたらに利用するのは、将来的に損をしかねないので、避けるべきである。

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